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1997/05/29
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病気のために三十三までの命と医者に云われたことがありました。与えられた使命の 終まで、まだまだなすべき仕事が山積みしていると妙鳳先生に示をうけ、とうとう、その 倍も生かされて七十四となりました。人様から今までの落書をまとめてみたらとすすめら れ、そろそろ終着駅が見えてきたし、云われるとすぐその気になるオッチョコチョイのここ ろで、合掌しながらまとめました。 たくさんの方に私のつまらない落書きをもらって下され、また幸いなことに多くの方々が よく保存して下さっておりました。その数も数百通に及び、こんなにあったかと自分ながら 驚きました。先ずは「ありがとうございました」と申し上げる他よりありません。今にしてみ れば拙い私の歴史でもありますし、恥じ入るばかりでございます。 (「侘び助」中山火山 桂書房1989/8/30刊より) |
中山 火山 富山県福光町に疎開していた 棟方志功の墨すりをしていた。 |
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月づきのことば ひとは一分ぢっとしておれないもの 日に変化しつつ生かされております。 |
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書簡集 とにかく忘れがちな誕生日や結婚記念日に メッセージをさしあげたらどんなに喜んで下さる ことかと思ってはじめたものです。 |
心と、こころの語らい |